午前6時起床。珍しく朝食を摂る。チョコ、チーズ・ペーストを塗ったパン、オレンジなど。
学院は1年生準本科のみ。座学は期末テスト。実技も、四肢のテクニックの総復習に続いてテスト。ここまではボクの出番なし。今日のボクは、その後の学校説明会だけやればよい。
ヨハネ・パウロ2世、亡くなる。ヨハネ、パウロ、英語読みすればそれぞれジョン、ポールである。実際、英語圏ではジョン・ポール・ザ・セカンドと彼は呼ばれる。ジョンにポールときてしまえば、これはもうしようがない、誰しも連想してしまうのは、あのビートルズ以外にあるまい。
異なる二つの名前を複合して自分の名としたローマ法王は、1978年に即位したヨハネ・パウロ1世が最初である。で、在位33日で急逝した彼の跡を襲った2世は、早くも2人目ということになった。
当然、当時すでにビートルズは世界のスーパースターである。というわけで、これ、狙ってのことだったのか? だいたい聖職者、それもトップ、がポピュラー・ミュージシャンの名前を真似るなんてことが、問題にはならなかったのか?
なるわけ――ないんである。
だって、これ反対ですから。法王がミュージシャンの名前、真似したんじゃなくて、ミュージシャンの方が、古(いにしえ)の偉い聖職者の名前に肖(あやか)ったんですから。もちろん、レノンもマッカートニーも、生まれた時からミュージシャンだったわけではないが。
ヨーロッパ語圏では、ジョンにポール、これにマイケルでも加えれば、男性の名の4割ぐらいはカバーできるのではないだろうか。これは例えばスマップのメンバーが「木村日蓮」だったり「中居親鸞」だったりするのと同様の状況である。ポールをひねってポーラとすると、やはりこれも英語圏ではあたりまえの女性の名前になるわけで、これはさしずめ「日蓮子」であろうか。
「森・日蓮子、ついに夫・一休と別居」
などという感じでであろうか。
彼の地では、これが普通であったりする。当地ではむろん、そうではないが、信者が我らがリーダーと同列にあろうとする、リーダーたる者々が同胞たる信者ととともにあろうとする、あるいは何をやるにあたってもとりあえず古典を参照しようとする気分って、これ悪くはない――のではないかとボクは思っているのだが、如何(いかが)であろう。
説明会における一問一答。
Q
「本当の本当に(カイロプラクティックで、職業として)やっていけますか? 私でも?」(お二人)
A
「聞く気持ち。患者さんが何を求めているかを感じて、それを提供すべく努力する気持ち。これさえあれば、あとはボクらがやれと言っていることをやってくれれば、基本的には大丈夫です。
ただし、この教室で1年半から2年間、座ってさえいれば、それで食っていけると考えるのは間違いです。これって、どういう世界に行っても同じだと思いますが、「食ってゆける」にもいろいろ意味がありまして、どこまで行けるか、は、本人がどこまで努力するか、にかかっています。頑張ってください」
Q
「私は個人的に、自分の親の体を揉んであげたりした経験から、筋肉に対するアプローチは大切だと思います。大川学院ではそういった勉強は多くやりますか?」
A
「やります。関節を操作(矯正)するだけのカイロプラクティックは既に古い、と弊校は考えています」
Q
「外国でアメリカ人のカイロプラクターに治療を受けたことがあります。その時は、最初の3日は毎日来いと言われました。一方、日本でカイロの先生にお世話になった時は、2回目の治療は初回の1週間後でした。これはどちらが正しいんでしょう」
A
「どうとも言えません。治療の頻度をどうするかは、患者さんの状況および、術者の方針に応じて、全くケースバイケースです。
ちなみに大川学院では2回目の治療は初回の2日後あたりを勧めています。が、これとても、学生が卒業して自分のスタイルを作ってしまった後は、彼/彼女の自由です」
夕食=ラムのTボーン・ステーキなど。