ちょっとゆっくり午前10:30頃出勤。
10月新入生の願書が多く送られてくる季節である。Mさんの小論文の一部。
「現在カイロプラクティックの学校はいろいろありますが、その中でも規模の大きな学校もいくつかあります。設備のすばらしい学校もあります。そのような学校はテクニックもたくさんあります。自分でテクニックを選択しなければいけないものもありますし、器具などを使い、この学校でしか学ぶことが出来ないなどという事を売りにしている学校もあります。
しかしどこも私にはあまり興味がわかず、2年間でこれらのたくさんのテクニックを学び、しかも仕事をしながらで卒業した時には、はたして患者を見ることが出来るのか疑問でした。又すべての事が中途半端になってしまう気がしていました。
今回見学させていただき、こちらの学校では基本重視の反復練習、又2年間で徹底的に手を作る、又、筋にアプローチをしたり、カウンセリングの仕方など、患者が本当にしてもらいたい事を学ぶことが出来るような気が致しました。又、多くの方々が卒業後、すぐに開業しておられますので、2年間でしっかりとした技術が身に付けられるものと確信し、今回、入学を希望いたしました」
うん、Mさん、見てますねぇ、いいところを。治療って、つい先日の本ブログでも言いましたが、シンプルなんです。
料理と同じです。あれもこれも、例えばラーメンもカレーもピザも出すレストランに頻繁に行きますか、みなさん? どれもこれも本当に美味ければそりゃ行くでしょう。そんな店があったら素晴らしい。が、技術的、現実的にそんなことは普通できない。こういうのを英語で「Jack
of everything, master of
none(何でもかじっているが、何にも習熟していない)」などと言います。
あれもこれも出せなくて全然いいんです。ピザならピザ、ラーメンならラーメンだけでいい。しかしその一品の勝負でなら、まあたいていの他店には勝つゾというモノが一つあれば、それで店は繁盛します。
クロネコヤマトの生みの親、小倉昌男さんが自著『経営学』の中で、宅急便を創案するにあたって吉野屋の牛丼がヒントになったと言っておられます。あれもこれも出そうとせず、牛丼一本にしぼっているからこそ、アツアツを、速く、安く提供できる。そしてそれこそがお客さんが求めているものである、と。
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2年生の講義は膝の靱帯損傷。とくに前十字靱帯というヤツが厄介だ。巨人の清原選手もこれで悩んでいる(はず)。
実技はいわゆるモーションパルペーション、略してMP。これをモーパルと略す人が日本には多いが、ボクは嫌いですねそれ、モームスみたいで。動態触診と訳される。
近代カイロプラクティックは背骨の形としてのズレやユガミよりはむしろ、その動きに注目する。ちゃんと動いているかどうかの触診、これがMPであり、カイロプラクティック診断学の中心的存在といえる。
1年生時にやったものの復習練習であるが、結構みなさん、忘れてますね。実技は(また料理と同じだなぁやっぱり)「やったことあります」じゃどうしようもなくて「できます」じゃなきゃいけない。練習、練習。